電動車椅子 | 車椅子マナー情報ブログ

公共交通機関などで電動車椅子 | 車椅子利用者のマナーを考えてみました。

電動車椅子・車椅子ユーザー視点での多目的トイレ利用マナー編

電動車椅子・車椅子ユーザー視点での多目的トイレ利用マナー編

多目的トイレを利用するにあたってのマナーについて

車椅子ユーザーから高齢者や妊婦やお子様連れのかたまで、そして次の人も快適に利用できる環境が大切です。

マナーポイント

j-1…多目的トイレは、順番待ちすることが多く混雑もしますので、順番を守って整列しましょう。
もし、譲ってもらえた場合は、お礼を言って優先させてもらうほうが良いでしょう。


j-2…一般トイレが混雑していたり、多目的トイレが空室だった場合、優先対象者以外の人(健常者等)が利用していることがあります。
室内は確認できませんので、どんな人が入っているか分かりません。
ドアを蹴ったり、大声を出すなどの迷惑行為はやめましょう。
退出されたかたが、もしかすると見た目では分からない障害を持っていて、多目的トイレが必要(オストメイト利用など)だったりします。
ちなみに、車椅子ユーザーの場合はトイレに時間を要するかたが多いです。
しかし、あまりにも長い、おかしいと思ったら場所を変えるか、一般トイレが広く使えるのであれば利用するか、多目的トイレの管理者に連絡するなどの方法はあります。


j-3…待機はドア前ではなく、動線が確保できる位置に整列しましょう。


j-4…多目的トイレまでの通路が狭い場合は、同伴者に代わりに整列してもらいましょう。


j-5…稀に、室内に人の気配が無いのに使用中ランプが点灯している場合があります。
可能性としては、室内の閉じるボタンを押して退出された場合があります。
そう思ったら念のため、ドアノックして確認してみても良いでしょう。


j-6…多目的トイレによって、開閉ボタンの仕組みがタッチセンサー式になっている所があります。
同伴者と入る場合、介助中にタッチセンサーに近づくと反応してドアが開いてしまうことがありますので、注意しましょう。


j-7…退出前のマナーとして、ベッド使用後は、必ず元に戻してください。
また、紙切れしたらペーパーを補充しておいてください。


j-8…退出の際、室内が狭く車椅子が方向転換できない場合は、後進で退出します。
通行人やドアなどに接触しないよう慎重に退出しましょう。
室内で方向転換できたとしても、周りには注意しましょう。

まとめ

自分以外の多目的トイレを必要とされるかたへのマナーも心掛けることが大切かと思います。
続いて、【介助者・同伴者・ヘルパーさん視点でのトイレ利用マナー編】の記事もどうぞ!

 

 

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