電動車椅子 | 車椅子マナー情報ブログ

公共交通機関などで電動車椅子 | 車椅子利用者のマナーを考えてみました。

電動車椅子・車椅子ユーザー視点での店舗マナー編

お店や建物を利用するにあたってのマナーについて

狭い店内や出入口は、車椅子ユーザーにとってもマナーや工夫が必要になります。

マナーポイント:

s-1…個人経営で営業している店舗の多くは段差や階段があったり、出入口や店内が狭いです。
出入り口の低めの一段差、程度であれば入店できるかも知れませんが、登っても出入口のドア幅が狭くて入れないなんてこともよくあります。
一応、店内に問題が無ければ階段であっても登れないことはありません。
店員や利用客に手伝ってもらう方法はあります。
ただ、車椅子の触って欲しくない一部分があったり、電動車椅子を操作する腕など触られないように、危険と感じたらすぐ伝えましょう。
最後には必ずお礼を言いましょう。
本当は、どんな店舗にもバリアフリーが施されていれば良いのですが、名店や好みの店ほど入りづらいのが現状です。

s-2…コンビニやスーパーやショッピングモール内店舗などでショッピングをする場合にも、商品棚や他の利用客との接触に注意しましょう。
また、通れない場合は迂回しましょう。

s-3…通路で利用客とスレ違えるようなスペースが無い場合、ご自身が後方へスムーズに下がれるのであれば下がりたいですが、きっと厳しいかと思います。
前方を譲ってもらい通過したほうが良いでしょう。
その時は必ずお礼を言いましょう。

s-4…レストランなどで、車椅子に座ったまま食事をする場合、テーブルであれば椅子を外しますね。
リクライニングをする時は後方の利用客に接触しないように注意しましょう。
また、入店前に店員に事情を伝えれば、もしかすると広い席を用意してもらえる可能性があります。

席と席の間の動線は確保する必要があります。

 

s-5…フードコートなどで、車椅子ユーザー専用席が設けられている場合があります。

席を譲ってもらうのもありですが、埋まっていて他の席を利用できれば無理にそこを使う必要はありません。

また、専用席がどうしても必要ということであれば声掛けもいいですが、待てるようであれば待ちましょう。

まとめ:

様々なレイアウトの店舗があり、楽しく過ごすにはマナーが大切になるかと思います。 続いて、【介助者・同伴者・ヘルパーさん視点での店舗マナー編】の記事をお楽しみください!

 

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